アクティビティ
【入所】【理学療法士 福田匠】
納涼祭に向けて7月下旬から1ヵ月ほど、利用者様と風鈴と金魚を作成いたしました。
今回は巧緻動作訓練として、風鈴・金魚作成を行いまいした。手は最も複雑な動きをする事の出来る巧緻性に長けた部位です。その中でも今回は掴み・握り・摘まんで捻る・道具を使う(固定・把持・操作する)機能に着目し行いました。
風鈴作成では、夏を思わせる様々な柄を利用者様に選択していただき、画用紙から型取りを行い、はさみで切る・形をイメージしながらのり付けをいたしました。
金魚作成では、紙を丸める、色を選択しお花紙で包んで捻じる動作を行い、かわいい目玉を付けていただきました。
金魚では作成だけで終わらず、実際にビニールプールに金魚を放ち、利用者様に金魚すくいを体験していただきました。利用者様全員に体験していただけるようにポイを使用するだけでなく、うちわや柄の長いラケットを使用し、すくい上げる物も工夫し皆さまに取り組んでいただきました。
金魚すくいの動作は普段車椅子の利用者様も背もたれから背中を離し、体を起こし、手を伸ばして金魚をすくい上げます。
上肢のリーチ動作により、肩関節の可動域向上と上肢を支える体幹・下肢の筋力向上が期待され、立ち上がりや歩行の安定性向上が見込める動作となります。
昔に屋台で行った金魚すくいを思い出しながら、また何匹すくえたか利用者様同士で競い合いながら、皆さまに楽しんでいただけました。
金魚すくいを楽しんだ後は、皆さまに金魚を巾着に入れプレゼントしております。
風鈴の作品と特大号の写真は、1階エレベーター前に展示しておりますので、ご来訪時にはぜひご覧ください。
施設⾒学も⾏っていますので、
ご興味がある⽅はお問い合わせください。
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