アクティビティ
【入所】
【理学療法士 福田匠】
立春を迎え、イルアカーサの梅のつぼみも少しずつ膨らみ始め、春の足音が間近に感じられるこのごろ、入所リハビリでは利用者様の皆さまに節分にちなむアクティビテとして、福豆つかみゲームを実施いたしました。
皆さま、健康になりますように、福が舞い込みますようにと願いを込めながら、お箸を使用して福豆を鬼の器に何粒入れられるかを競い合いました。
豆つかみで期待出来る効果として指先の器用さや繊細な力加減、そして高い集中力が求められます。
ゲームを終わると頭を使い続けた後のような疲労感を感じられる利用者様もいらっしゃり、前頭葉をとても使う作業であることが研究でも証明されているそうです。
また、背もたれから背中を離し、良い姿勢で取り組むことが自然と出来ておりました。
前頭葉:問題を解決する能力・計画を立てる能力・課題を実行する能力等、思考・判断・情動のコントロールを司る
利用者様からは、
「普段おかゆだから箸使うのは久しぶりだよ」「意外と難しいね上手に持たないと滑っちゃう」「福豆はこの年になったら年の数食べれないから下一桁の数だけ食べるのよ」「すごい集中が必要で意外と疲れるわ」「豆の形をよく見たら掴みやすい所が見つかるよ」「めんどくさいね手でやっちゃおう」「つるつるすべってつかめなくて悔しいからまた明日もやりたい」
と、普段スプーンで召し上がっている利用者様は久しぶりに箸を持ったと、お箸を使用している利用者様も集中して取り組まれておりました。
ご自宅で豆まきを行っていた事、恵方巻や福豆を食べたことなど思い出しながら取り組まれておりました。
施設⾒学も⾏っていますので、
ご興味がある⽅はお問い合わせください。
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