食事
【入所】
<朝食のメニュー>
・七草粥
・味噌汁
・大豆五目煮
・小松菜柚子和え
・漬物
【管理栄養士 岩渕真理子】より
七草は、早春にいち早く芽吹く事から、邪気を払うと言われています。
利用者様は、「朝から七草粥が食べられて良かった」「上品な味だったから、漬物と一緒に食べて丁度良い味だった」など、おのおの味わいながら、今年1年の無病息災を願って召し上がっておられました。
七草の種類と効用
1. セリ:芹の若葉が競り勝つと意味が込められた縁起物で、香りが食欲を刺激する効果あり鉄分が多く含まれています
2. ナズナ:「撫でて汚れを取り除く」という意味が込められ、熱を下げたり、尿を出やすくする作用があります
3. ゴキョウ:「御形(仏様の体)」という意味で痰や咳に効果があり喉の痛みを和らげてくれ、風邪予防で使われています
4. ハコベラ:「繁栄が広がる」という意味で昔から腹痛薬として用いられ胃炎に効果あると言われています
5. ホトケノザ:「仏様が落ち着いて座っていらっしゃる」という意味で痰や咳に効果あり喉の痛みを和らげてくれる作用があります
6. スズナ:「神を呼ぶ鈴」という意味の縁起物、胃腸を整え消化を促進する作用があります
7. スズシロ:「汚れのない潔白」という意味がこめられ、大根を指します
以上、七草の種類には、胃腸を労ったり、冬に不足がちなビタミンを補う効果があるとされ、お正月の暴飲暴食で疲れた体や冬の風邪、肌荒れを予防に効果ある料理が七草粥と言えます。七草粥を召し上がり、利用者様には今年1年元気に過ごしていただく事を願っております。
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