病院内でのリハビリテーションを担当しています。主に、内科や循環器内科、脳神経外科の方が多く入院する急性期病棟で働いていました。急性期病棟では、入院後できるだけ早期から医師の指示の下で離床をすすめています。あわせて、病状の回復とともに患者様がその方らしい生活に戻れるように、筋力訓練や歩行訓練といった身体の運動をしたり、日常生活に必要な動作の練習を行っています。 リハビリテーション業務だけでなく、患者様のリハビリテーションの進行具合などについて、医師、看護師の皆さんと病棟カンファレンスを行って情報を共有しています。
なんといっても、患者様が動けるようになったり、歩けるようになったりといった、『できた！』『よくなった！』を一緒に感じられたときが嬉しく思います。 急性期病棟というだけあって、患者様の状態は短期間で大きく変わります。 入院後すぐの段階では、理学療法士が二人がかりで立つ練習をしていた方が、少しずつ訓練を重ねて自分の足で歩けるようになった、支えが要らなくなったといった変化を日々感じることができます。 また、慈生会ではワークライフバランスに考慮した働き方ができることも魅力です。 私は小学生２人を育てるママ理学療法士ですが、時間単位の年次有給休暇がとれることで学校予定などとの両立が図りやすいと感じました。 理学療法士としてのスキルアップや後輩指導などで自分のキャリアを重ねながらも、家庭や育児とのバランスをとれることが私のモチベーションになっています。
リハビリテーション部だけではなく、病院全体のスタッフがとても良く声をかけあっていることです。出勤すると、朝に顔を合わせた他部署の職員の方と「今日は暖かいですね」「最近どう？」などと声をかけあいます。また、病棟でリハビリテーション業務をしているときには、看護師の方から「こんなに歩けるようになったんですね！」と、声をかけていただくこともあります。 病院全体として、患者様に対してのみならず、職員同士でも思いやりをもって仕事ができているように感じます。
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